経済産業省・中小企業庁

小規模事業者持続化補助金

日本商工会議所 / 全国商工会連合会 | 最終更新: 2026-03-30 | 第19回公募(申請受付2026/3/6〜、締切2026/4/30)

補助上限額

最大5,000万円

補助率

通常: 2/3

インボイス特例加算分_免税事業者: 補助上限+50万円

申請枠

通常枠創業型共同・協業型ビジネスコミュニティ型

審査基準・評価ポイント

自社の経営状況の分析の的確性

経営方針・目標と今後のプランの適切性

補助事業計画の有効性(売上拡大・販路開拓への具体的効果)

積算の透明・適切性

審査配点比重

経営計画の的確性

30%
  • 自社の強み・弱みの分析
  • 市場環境の把握
  • SWOT分析の質

経営方針・目標

20%
  • 目標の具体性
  • 実現可能性
  • 中長期的な経営の方向性

補助事業計画の有効性

30%
  • 販路開拓の具体性
  • 実施方法の妥当性
  • 効果の見込み

積算の透明性

20%
  • 経費の妥当性
  • 見積もり根拠
  • 費用対効果

加点項目

  • 経営計画書の「経営計画」が具体的で実現可能性が高い
  • 商工会・商工会議所の支援を受けている
  • 過去に「持続化補助金」で採択され、事業効果が出ている
  • 赤字事業者でありながら事業転換に取り組む
  • 地域資源を活用した取組
  • インボイス特例(免税事業者からの転換で補助上限+50万円)
  • 能登半島地震加点(直接被害・間接被害、2026年3月まで対象期間延長)
  • 米国追加関税対策加点(第19回〜新設)

よくある不採択理由

経営分析が表面的 — SWOT分析が形だけで深掘りできていない
販路開拓の具体性が不足 — 「ウェブサイト作成」だけで集客戦略がない
補助事業の効果が曖昧 — 売上目標の算出根拠がない
経費の積算根拠が不明確 — 見積もりが大雑把

対象経費区分

機械装置等費広報費ウェブサイト関連費(補助金総額の1/4以内)展示会等出展費旅費開発費資料購入費借料設備処分費委託・外注費

必要書類

経営計画書兼補助事業計画書(様式2・3)
補助事業計画書
事業支出明細書
確定申告書(直近1期分)
商工会・商工会議所の事業支援計画書(様式4)

採択されやすい書き方のポイント

  1. 1経営計画書は商工会・商工会議所に添削を依頼すると採択率UP
  2. 2「販路開拓」が主目的 — 設備導入だけでは不採択になりやすい
  3. 3ウェブサイト関連費だけの申請は審査が厳しい
  4. 4写真や図を活用して審査員にわかりやすく伝える
  5. 5SWOT分析は自社の「強み」と市場の「機会」をクロスさせた戦略を示す

もう少し詳しく

公募要領・公式情報に基づく補足です。申請前は必ず最新の公募要領でご確認ください。

申請の基本(詳細)

申請スケジュール

年複数回の公募。商工会・商工会議所の支援計画書が必須。

持続化補助金の申請スケジュール

小規模事業者持続化補助金は年複数回の公募があります。**商工会・商工会議所の事業支援計画書(様式4)**が必須のため、公募開始前に商工会等への相談を完了させておく必要があります。

申請の流れ(ステップ別)

ステップ 内容 目安期間
1 商工会・商工会議所への相談申込 公募前
2 経営計画書・補助事業計画の作成 2〜4週間
3 事業支援計画書(様式4)の取得 添削含め1〜2週間
4 電子申請(jGrants) 締切まで

採択率向上のポイント

商工会等に添削を受けると採択率が上がる傾向があります。形式的な「確認しました」だけの計画書よりも、具体的なアドバイス・改善点が記載された計画書が評価されやすいです。公募開始と同時に相談を開始し、余裕を持って準備してください。

参考・公式情報

GビズID・商工会支援

電子申請にGビズIDが必要。商工会の事業支援計画書が必須。

電子申請にGビズIDプライムが必要です。また、商工会・商工会議所の事業支援計画書(様式4)の提出が必須。申請前に商工会等に相談し、支援を受けながら計画を作成する流れとなります。

参考・公式情報

再申請ルール

不採択の場合は次回公募に再申請可能。過去採択者の再利用要件を確認。

不採択の場合は次回公募に再申請可能です。過去に採択された場合の再申請要件は公募要領で確認してください。

参考・公式情報

対象者・適格性

小規模事業者が対象。個人事業主も対象。商工業(宿泊・飲食除く)等。

対象者・適格性

小規模事業者の定義

業種 従業員数
製造業・建設業・運輸業等 20人以下
商業・サービス業等 5人以下

※宿泊業・飲食業は別枠・別要件となる場合があります。公募要領で確認してください。

対象業種

商工業、サービス業等が対象。風俗営業、パチンコ店等は対象外となる場合があります。

個人事業主

個人事業主も対象です。法人格の有無は要件ではありません。

補助の目的

「販路開拓」が主目的です。設備導入のみで、売上拡大・販路開拓への効果が不明確な計画は不採択になりやすいです。

審査の観点(詳細)

自社の経営状況の分析の的確性

SWOT分析・クロスSWOTを丁寧に。業界データで客観的根拠を。

経営状況分析の評価ポイント 完全ガイド

1. SWOT分析の深掘り(必須)

観点 悪い例 良い例
強み 品質がいい 熟練工5名が保有する特殊技能により、不良率1%以下(業界平均3%)
弱み 人が足りない 採用リードタイム6ヶ月、離職率年15%
機会 市場が成長している 地元観光客が前年比20%増(観光協会統計)
脅威 競合が多い 半径5km内に同業者が10件、価格競争が激化

業界データ、公的統計、自社実績の数値を引用して客観的根拠を示します。

2. クロスSWOTで戦略を導出

強み×機会、弱み×脅威の組み合わせから、具体的な戦略を導き出します。

例: 強み(地域密着・老舗の信頼)× 機会(観光客増)→「観光客向け体験型サービスの提供で単価向上」

3. 避けるべき記載

  • 抽象的で根拠のない表現(「品質がよい」「人柄が良い」のみ)
  • クロスSWOTがなく、戦略がSWOTから導かれていない

参考・公式情報

経営方針・目標と今後のプランの適切性

数値目標とマイルストーンを設定。

売上○%増、顧客数○人増など数値目標を設定。達成までのマイルストーンを記載します。

参考・公式情報

補助事業計画の有効性(売上拡大・販路開拓への具体的効果)

販路開拓が主目的。写真・図を活用。売上見込みの根拠を。

補助事業計画の有効性 完全ガイド

持続化補助金の主目的は販路開拓です。設備導入だけでは不採択になりやすいです。


1. 必須要素

項目 記載内容
ターゲット顧客 誰に、どの地域・層に売るか。具体的に。
集客方法 SEO、SNS、展示会、口コミ等の組み合わせ
売上見込み 顧客数×客単価×リピート率などの算出根拠

2. 売上見込みの算出例

悪い例: 「ウェブサイトを作成して売上を増やす」

良い例: 「現状のリピート率30%、客単価3,000円。新規顧客を月20人獲得(SEO改善+SNS発信)。月60人×3,000円×0.3=5.4万円増。年間約65万円の売上増を見込む。」

3. 写真・図の活用

商品写真、店舗写真、ターゲット像の図解、販路開拓のフロー図があると説得力が増します。

4. 避けるべき記載

  • 「ウェブサイトを作る」だけで、誰向けにどう集客するか不明
  • 売上目標の根拠がない

参考・公式情報

積算の透明・適切性

各経費の積算根拠を明記。相見積もりがあるとよい。

積算の透明・適切性

記載のポイント

経費項目 記載すべき内容
ウェブサイト制作 見積書の摘要、ページ数・機能の内訳
備品・備品購入 品目・数量・単価、相見積もり結果
広告費 媒体、掲載期間、単価

各経費の積算根拠を明記してください。相見積もりがある場合は「A社○円、B社○円、低い方を採用」と記載すると評価が高まります。

投資回収見通し

補助事業により得られる売上増・利益増から、投資回収見通しを簡潔に示すと、計画の実現可能性が伝わります。

参考・公式情報

加点項目(詳細)

経営計画書の「経営計画」が具体的で実現可能性が高い

商工会の添削を受けて完成度を高める。

経営計画書は商工会・商工会議所に添削を依頼すると採択率が上がる傾向があります。具体的な数値と実現可能な計画を記載します。

参考・公式情報

商工会・商工会議所の支援を受けている

事業支援計画書(様式4)が必須。添削・相談で強化。

商工会・商工会議所の事業支援計画書は必須提出書類。事前相談・添削を受けて計画の質を高めることが採択につながります。

参考・公式情報

過去に「持続化補助金」で採択され、事業効果が出ている

前回採択の効果を数値で示す。再申請に有利。

過去採択で売上増・顧客増などの実績があると高評価。効果を数値で具体的に記載します。

参考・公式情報

赤字事業者でありながら事業転換に取り組む

事業転換の具体策を示す。加点対象。

赤字でも事業転換(新商品・新販路・業務革新)に本気で取り組む計画は評価されます。具体策を記載。

参考・公式情報

地域資源を活用した取組

地域の特産・観光等を活かす。加点対象。

地域の農産物・伝統工芸・観光資源等を活かした販路開拓計画は加点。地域との連携を具体的に。

参考・公式情報

インボイス特例(免税事業者からの転換で補助上限+50万円)

免税→課税事業者への転換で上限+50万円。

免税事業者がインボイス制度対応のため課税事業者に転換する場合、補助上限+50万円。転換の時期・手続きを明記。

参考・公式情報

不採択理由(詳細)

経営分析が表面的 — SWOT分析が形だけで深掘りできていない

業界データ・自社実績に基づいて深掘り。

SWOTの各要素に業界統計や自社の実績データを引用。クロスSWOTで戦略を具体的に展開します。

参考・公式情報

販路開拓の具体性が不足 — 「ウェブサイト作成」だけで集客戦略がない

ターゲット・集客方法・売上見込みの根拠を具体的に。

販路開拓具体性不足の回避策

ウェブサイト作成の場合に記載すべき3要素

要素 悪い例 良い例
何を ホームページ 商品カタログ+オンライン注文機能+お問い合わせフォーム
誰向けに お客様 県内の法人(従業員50人以下)、業種○○
どう集客するか 検索で SEO(キーワード○○)、Google広告、SNS(Instagram)、地域展示会への出展

売上見込みの算出

「月○件の問い合わせ×成約率○%×客単価○円=月○万円」のように、計算式と前提を示します。

参考・公式情報

補助事業の効果が曖昧 — 売上目標の算出根拠がない

売上見込みの計算式・前提を明記。

売上目標の算出根拠(顧客単価×リピート率×新規顧客数等)を具体的に。根拠のない楽観的な数値は評価されません。

参考・公式情報

経費の積算根拠が不明確 — 見積もりが大雑把

各経費の見積根拠を項目別に明記。

各経費の積算根拠(見積書の摘要、相見積もり結果)を明記。大雑把な概算は不採択要因になります。

参考・公式情報

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本ページの情報は 時点のものです。申請前に必ず公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。

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